お茶 苗木 藪北茶 12cmポット苗 やぶきた茶 お茶 苗

藪北茶は、日本のお茶で一番多く栽培されている品種です。

◆香り、渋み、色などバランスがよく、最も普及している品種です◆
全体的にバランスの取れた品種で、甘みある濃厚な味と爽やかな香りが、清涼感のある甘さを生み出しています。それでいてしっかりとした苦味もあります。比較的多く収穫できます。

お茶はツバキの仲間なので、秋から冬にかけてツバキに似た白い花を楽しむこともできます。ツヤのある緑色の葉は見た目がよいので、お茶にするだけでなく、生け垣や庭木など、観賞用としてもよく植えられています。

◆育て方◆
お茶は樹勢・耐寒性ともに極めて強いため、育てやすい品種です。植え付け時期は3〜5月、温暖な地域では9〜11月に行なうことも可能です。水はけの良い場所を選んでください。また根を深く張り、植え替えが難しいので、植え付け場所を良く選んでください。酸性土壌を好むので、ピートモスなどを混合してください。鶏糞はアルカリ性になる傾向があるので避けた方が良いでしょう。

植え付け時には水をたっぷりやり、根が定着するようにします。その後は土が乾いたら水をやる程度でかまいません。

耐寒性はありますが、霜に当たると枯れることがあるので、冬は株元に覆いをしてください。

多くの枝が拡がっている方が新芽をたくさん取れるので、茶葉を収穫したい方は、植え付け2年目以降は毎年、剪定するようにしてください。4〜6月ごろに、枝を切り返して横から枝を出させます。剪定せずにおくと、どんどん背が伸びて、摘み取りしづらくなります。

葉を食べるチャドクガと、白紋羽病には注意が必要です。チャドクガは他の葉に移動する前に葉ごと取り除いて駆除してください。白紋羽病は、症状が目で見えるころにはもう手遅れのことが多いので、処分する必要があります。特に炭疽病や網もち病に弱いので、防除を施してください。

開花時期:9〜11月
収穫時期:5月下旬以降
最終樹高:1〜2m
栽培適地:関東〜沖縄